【膝の前が痛い】【しゃがむと痛い】【走ると痛い】【膝の前側の骨がでっぱっている】それ【オスグッド】かも原因と治し方を解説

膝痛

膝を曲げ伸ばししたり、走ったり、ジャンプをすると膝が痛くなる。

小学校から中学生に多い成長期に見られる膝の痛みでオスグッドと呼ばれる疾患です。

同じ動作を繰り返していると膝に負担がかかり、次第に痛みが出てくるのが原因です。

膝の前側が痛い。骨が出っ張っている感じがする。オスグッドの痛みの出る部位

膝のお皿の下でぽこっと骨が出っ張っているところがあります。ここに靭帯がついていて、靭帯が骨を引っ張り、めくれてくることで、骨がさらにぽっこりと飛び出てきてしまいます。

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オスグッドになる原因は膝を曲げ伸ばしするときに使う筋肉の硬さだった。

  • 太ももの前側にある筋肉である大腿四頭筋が硬くなってしまうために、膝のお皿を介して靭帯を引っ張り上げてしまうことで膝の骨がめくれてしまい骨がぽこっと出てしまいます。
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大腿四頭筋が硬くなると膝が曲がりにくくなります。

痛みのない部位と比べると差が出てきます。

  • 太ももの裏についているハムストリングが硬くなることでもオスグッドになりやすいです。

ハムストリングが硬くなると膝が曲がってしまいます。膝が曲がったままでいると膝の前側が引き延ばされてしまうので膝の骨が引き伸ばされてオスグッドになりやすいです。

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  • 膝のお皿が上に上がってしまっている場合、靭帯を上に持ち上げてしまうのでオスグッドになりやすいです。
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膝の前側の痛み【オスグッド】を改善する方法。効果的なストレッチとサポーター

  • 大腿四頭筋をストレッチ
  • ハムストリングをストレッチ

オスグッドに効果的なストレッチを解説した記事も書きました。こちらも併せて参考にしてください。

【オスグッド】に効果的!膝の前と後の筋肉をストレッチする方法
【オスグッド】に効果的な大腿四頭筋とハムストリングのストレッチで膝の前と後ろの筋肉を柔らかくする方法を解説しています。走ったり飛んだりなど同じ動作の繰り返しで起こるオスグッドのお悩みを少しでも改善できる参考になると思います。
  • 運動時にはテーピング、サポーターをつけます。

サポーターは幅が狭く、しっかりと骨のでっぱりを抑えられるものを選びましょう。

あとがき

オスグッドが起こると思うように運動ができなくなるのでスポーツをしているお子さんは気持ち的にも落ち込んでしまいます。

治りにくい膝の痛みでお悩みの方は是非一度中川カイロプラクティックオフィスにお越しください。

編集者

柔道整復師・鍼灸師・カイロプラクター 

稲益健人