【お尻が痛い】【立っていると重だるくなる】【座っていると痛くなる】などのお尻の痛みやこりを簡単にできる対処法で治す!

お尻

お尻の痛みは日常生活でよく経験する悩みの一つです。長時間座っていたり、長時間立っているとお尻が痛くなる経験はありませんか?

この記事では、お尻の痛みの原因と、自分でできる対策方法をご紹介します。

効果的なストレッチのポイントなどもアドバイスをしていきます。

お尻の痛み、原因は姿勢?

1.前かがみの姿勢

長時間前かがみの姿勢を続けると、お尻の筋肉が伸びっぱなしの状態となります。長時間続けるとお尻の筋肉が緊張し、痛みや不快感が生じることがあります。

そのままの姿勢を続けるとお尻の筋肉に負荷がかかり痛みが生じることがあります。

仕事中に背中が丸まっている人は、背筋を伸ばし、姿勢を正しく保つことが重要です。デスクワークの場合は、背もたれを使ったり、立ち仕事の場合は適度な休憩を挟んだりすることで姿勢を改善しましょう。

2.無理に腰を反らす姿勢

 腰を無理に反らす姿勢もお尻に負担をかけます。例えば、背もたれのない椅子に座りながら背筋を伸ばしすぎると、お尻の筋肉に過度の負荷がかかり、痛みを引き起こすことがあります。背中をサポートして座ることが必要です。

3. 片足に体重をかけた姿勢

片足に体重をかけたまま長時間立っている姿勢は、お尻の筋肉に偏った負荷をかけることがあります。これによって筋肉の不均等な緊張が生じ、お尻の痛みを引き起こす可能性があります。気づいたらつい休めの姿勢で片足立ちになってしまうことがありますが、いつも同じ側で立ってしまう癖のある人は注意が必要です。

4. 長時間の座りっぱなし

長時間同じ姿勢で座り続けることもお尻に負担をかけます。座っている間、お尻の筋肉が長時間圧迫されることで血流や酸素供給が制限され、痛みや不快感が生じることがあります。

お尻に痛みが出る原因の筋肉

大臀筋(だいでんきん)

大臀筋はお尻の中でも大きな筋肉であり、姿勢をサポートします。長時間座りっぱなしや運動不足などの影響で、大臀筋が弱くなることがあります。この筋肉の弱さは、お尻の痛みや姿勢の崩れの原因となることがあります。

梨状筋(りじょうきん)

梨状筋は大臀筋の下に位置し、お尻と太ももをつなぐ重要な筋肉です。この筋肉が硬くなると、坐骨神経に圧力をかけることがあり、お尻の痛みや坐骨神経痛の原因になることがあります。長時間座りっぱなしや姿勢の悪さが梨状筋の緊張を引き起こすことがあります。

お尻に負担をかける姿勢を対策

正しい姿勢を保つ

背筋を伸ばし、バランスの取れた姿勢を保つことが大切です。椅子に座る際は背もたれを使用する。

足を浮かせずにしっかりと地に足をつけて座る。体をねじったり、猫背にならないようにして足を組むのを控えるなどの工夫が重要です。

適度な休憩

長時間座り姿勢など、同じ姿勢を続けずに定期的な休憩を挟むことで、お尻への筋肉の疲労を軽減できます。立ち仕事や座り仕事の場合でも、一時的に姿勢を変えることが大切です。

 

お尻のコリを緩めるお尻の柔軟性を保つためのストレッチ

お尻のストレッチの方法

  • 伸ばしたい側の足(写真では右足)を反対側の膝の上に乗せ、あぐらをかくように組みます。

②体を前方にゆっくりと倒していきます。この時にお尻の筋肉が伸ばされていることを感じながら行ってください。

背筋がまっすぐに伸ばして行うことがポイントです。深呼吸で息をゆっくりと吐きながら痛みのない範囲で行ってください。

注意点・間違った方法

背中を丸めて前に倒すとおしりにストレッチが効きません。

日常的におしりが凝っている人はこれらの方法でお尻の硬さをとるようにして痛みを予防するようにしてください。

おしりが痛いときは無理をせず、ぜひ一度中川カイロプラクティックオフィスにお越しください。

編集者

柔道整復師・鍼灸師・カイロプラクター 

稲益健人