【パソコンの使いすぎで肘が痛い】【テニス後肘が痛い】それ【外側上顆炎】【テニス肘】かも。原因と自分で出きる治し方を簡単に解説

肘の外側の痛みはテニスをしている人に多いことからテニス肘と呼ばれます。

肘の外側に指を伸ばしたり手首を反らせる筋肉がついています。

パソコンのタイピングで指をたくさん使う。物をつかんで持ち上げる。テニスのバックハンドストロークをしすぎる。タオルを絞りすぎる。など様々な理由で起こります。

一度発症するとなかなか治りにくいこともあります。

伸ばしても曲げても痛い。肘の外側が痛くなる原因は

肘の外側についている筋肉を酷使してしまうことによって筋肉の炎症が起こってしまっていたり、小さな肉離れを起こしている可能性があります。

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特に長橈側手根伸筋、短橈側手根伸と呼ばれる手首を反らしたり指を伸ばす筋肉の端っこが炎症を起こしやすいとされています。

簡単にできる外側上顆炎の検査

簡単に診断する方法は椅子を持ちあげたときに肘の外側が痛くなれば外側上顆炎だと判断できます。

自分でできる外側上顆炎の痛みを和らげる方法肘のサポーターやアイシングは効果があるの?ストレッチ も紹介

  • サポーター

手首を酷使する人はサポーターかテーピングをすることで肘にかかる負担を軽減することができます。テニスなどのスポーツが原因でおこった肘の痛みに有効です。

ただし、肘全体を覆うタイツ方のものよりは幅の狭いバンド状になっていて、真ん中に抑えのあるものがおすすめです。

  • アイシング

痛みが出始めたとき、熱を持っている状態なので氷などで幹部を冷やすと痛みが和らぎます。ただし、痛みがでて数ヶ月立ったものは温める方が良い場合もあります。

  • 腕の筋肉をストレッチする。
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当院が行う肘の外側が痛い外側上顆炎の治療方法

  • 肘の動きを治す

外側上顆に炎症が起こると、筋肉が過剰に緊張してしまい、筋肉がついている肘の関節が動かなくなります。

ここを動くようにしてあげると筋肉の過剰な緊張が取れて痛みと炎症が和らいで行きます。

  • 手首の動きを治す

手首は肘と連動して動きます。手首をたくさんつかって手首が動きにくくなってしまうと、その分肘にも疲労がたまるため、手首の動きをつけることが間接的に肘の動きを取り戻すことにもなります。

  • テニス肘の原因になっている筋肉を治す

筋肉が過剰に使われてリラックスできていない場合は筋肉を緩めることが必要になります。痛い場所を強い力でぐいぐい押すと余計に痛みが出るので注意しながら治療を進めます。

あとがき

外側上顆炎になってしまうとなかなか治りにくい場合もあります。

生活するうえで全く手を使わずには生活できないからです。そのため、治るよりも前にまた同じ場所に負荷をかけてしまうことが多いからです。

これらを改善していくにはストレッチやマッサージだけでなく、適切な治療が必要です。

中川カイロプラクティックオフィスでは「パソコンを使うと肘が痛くなる」という方や「テニスをした後から肘が痛くなった」と言われる方がいらっしゃいます。もちろんそのほかの原因でも肘が痛くなる方はいらっしゃいます。肘の痛みでお悩みの方は是非一度中川カイロプラクティックオフィスにお越しください。

編集者

柔道整復師・鍼灸師・カイロプラクター 

稲益健人