二日以上も便通がないとつらいですよね。なかには一週間まともに出ない人もいます。
この記事を書いている私自身、便秘になりやすいタイプなので気持ちはすごくわかります。
便秘を解消するために自分で四苦八苦しながらいろいろ研究を重ねた結果、効果がありそうだなと感じた方法をいくつかご紹介します。
お通じの問題でお悩みの方のお力になれたら幸いです。
①便秘に効果のある食事の方法:ゆっくり腹八分を心がける。
早食いすると食べ物の消化がしにくくなり便秘の原因になります。
ゆっくりよく噛むことで消化を助けてくれます。
②便秘を解消する飲み物の飲み方:1日1,5リットルの水を飲む
ガブガブ一気に飲むと言うよりは、1日かけてこまめに少量ずつ飲むことで便に水分を届けてくれます。冷たい飲み物よりも常温またはぬるい飲み物の方が良いでしょう。ジュースなどの甘味料が入っていない飲み物の方が良いです。
③毎朝朝食を食べる。
朝に胃に物が入ることで腸の動きが起こります。朝ごはんを抜いてしまうと腸が動かなくなるので便秘になりやすくなります。
④便秘を解消するおやつ:ドライフルーツ
チョコレートなどの加工されているお菓子は腸内の悪玉菌を増やしてしまう原因になります。とはいえ、甘い物を完全に止めてしまうとストレスが溜まってしまいます。ドライフルーツであれば食べすぎなければ問題ないのでお勧めです。
⑤便秘を解消する食べ物:発酵食品を積極的に食べる
味噌汁、納豆、漬物、キムチ、ヨーグルトなどは腸内の善玉菌を増やして便通改善に役立ちます。
⑥運動不足を解消する。
運動不足になって全身の筋肉が硬くなると腸の運動が遅くなってしまいます。軽くウォーキングしたり、寝る前にストレッチをすることで解消できます。
⑦冷えないようにする
体、特に足元が冷えてしまうとお腹の動きが遅くなります。足元を温めることでお腹の動きが出やすくなります。
⑧気持ちを落ち着かせる。
気持ちが焦っていると神経が興奮してしまいます。神経が落ち着いている時に便意を催すので、気持ちを落ち着かせてトイレに備えましょう。
⑨首回りを温める
首回りには迷走神経と呼ばれる腸を支配している神経が通っているので、首が硬くなるとこの神経が異常に興奮してしまい便秘になります。首をほっとタオルなどで温めてあげると神経の興奮が抑えられます。
気持ちを落ち着かせる方法
頭のマッサージ
頭を使いすぎると頭が硬くなり、気持ちが落ち着かなくなります。頭を軽くマッサージしてあげると頭の血流が促進して全身の緊張が取れるのでお腹も緩みます。
お腹に手を当てて深呼吸
深呼吸で気持ちが落ち着きます。お腹に手を当てて行うとお腹が緩みます。
ハーブ系のアロマを嗅ぐ。
植物の香りを嗅ぐと神経が落ち着くと言われています。そのため、ハーブのアロマや、ハーブティーがおすすめです。
⑩便秘を解消する即効性のある方法
亜麻仁油を大さじ一杯摂取する。
ヨーグルトやドレッシングに大さじ一杯の亜麻仁油を入れて食べると腸の動きが出やすくなり、便も油でコーティングされて便が出やすくなります。
便秘を解消する腸マッサージ
寝る前に優しく深呼吸をしながら腸をマッサージます。強くすると腸を痛めてしまうので軽くするようにしてください。
腸マッサージの詳しい方法は別の記事に乗せているのでこちらも併せてご覧ください。
便秘に効果のあるサプリメント:マグネシウム
マグネシウムは便に水を送る作用があります。市販で買えるマグネシウム錠剤などは一日6錠飲むように書かれている場合がありますが、自分の便通に合わせて数を変える必要があると思います。まずは一錠から始めてください。
これらの方法をすべてをやろうとすると長く続かないので、自分に合った方法を選択して試してみてください。
便秘は体の硬さ、腸へ働きかける自律神経の問題も含まれます。これらを解消するのにはカイロプラクティック治療が効果的です。
お悩みの方は是非一度中川カイロプラクティックオフィスにお越しください。
編集者
柔道整復師・鍼灸師・カイロプラクター
稲益健人