座り仕事の増加で起こる股関節の痛みの原因
最近は、座って仕事をすることが増えているため、座ったままの格好で体が固まることが多く、
長時間座って、歩き出したときに股関節が痛いということが多いです。
椅子に座っていると、常に股関節が曲がった状態になります。立ち上がるときは股関節が伸びなければなりません。
座っている時間が長いと股関節が曲がったまま固まってしまい、股関節の柔軟性が落ちてしまいます。
そこで、1日の終わりに、股関節のストレッチをしておくことで、固まってしまった股関節の筋肉をほぐしてく、リセットすることが必要になります。
座っていると股関節が痛くなる。原因の硬くなる筋肉
中殿筋
座っていると、お尻周りの筋肉が硬くなってしまいます。
なかでも、中殿筋と呼ばれる筋肉は、座っているときに硬くなりやすいです。
座っているときに姿勢を保持するために緊張していると考えられます。
Thanks to @visiblebody
座って仕事をするとき、集中するとつい前のめりになってしまいます。
体が前のめりになると、股関節は閉じていることが多いと思います。
これによって股間節の内側の筋肉である、内転筋が硬くなってしまいます。
Thanks to @visiblebody
- 中臀筋のストレッチ①
膝を立てます。
立てた膝の上に反対の足を乗せます。
そのまま30秒キープします。
- 中臀筋のストレッチ②
膝を立てて、反対の足は伸ばします。
立てた膝をそのまま内に倒します。
お尻が伸びている感覚があればOKです。
10回ほど行いましょう。
- 内転筋のストレッチ
足の裏を合わせて座ります。
上半身を前、横にふわふわと倒して動きにくいところに体を持っていくようにします。
この状態で無理のない範囲で体を自然に動かして1分おこないます。
編集者
柔道整復師・鍼灸師・カイロプラクター
稲益健人