【手のしびれ】【指のしびれ】首や筋肉から起こるしびれの原因をわかりやすく解説!

指のしびれ

手の痺れが起こる原因は複数あります。

今回はそのうちの一つ、首の筋肉が原因でおこる手の痺れについてご紹介します。

手が痺れる原因は首からきている可能性がある。肩こり、首のコリとの関係

首から出てくる神経が、手の指の動きを支配しています。

首から黄色い糸のようなものがたくさん出ています。

これが神経です。この糸(神経)が手の指先まで伸びています。

この糸(神経)は、水道から伸びているホースと同じです。ホースを踏んづけると水が出にくくなります。

神経でも同じ事が起こります。体の中にある筋肉や骨の下を神経が通過するため、筋肉が硬くなったり骨がずれてしまっている場合に踏んづけられたホースと同じ事が起こります。

神経の場合は水が出なくなるのではなく、しびれが起こるのです。

手の痺れがおこる原因の神経は首の筋肉が圧迫しているかも。

指先に神経が行き着くまでに、神経が通りにくくなってしまう部位がいくつかあります。

その一つが、首についている筋肉「斜角筋」です。

この筋肉が硬くなっても首がこってきた、肩がこってきたと思うだけで過ごしてしまい、手の痺れとつながらないこともあります。

見極めが重要になります。

赤い縦スジが斜角筋という筋肉です。

斜角筋の間を黄色い神経が通っているのが上の図からわかります。

斜角筋の間を指にいく神経が通るため、この筋肉が固くなってしまうと神経の通り道が狭くなってしまい、神経を圧迫してしまうことで痺れが生じます。

手の痺れに湿布、マッサージ、ストレッチで治る?あっためる?冷やす?

このような患者さんはマッサージやストレッチをしてもしびれは改善されません。

的確に斜角筋を緩める必要があります。

首をあっためて筋肉をほぐすのは効果的です。首は冷やすよりあっためる方がいいです。湿布は表面が冷えるだけで効果はありません。

手や指のしびれに悩んでいる方は是非一度、中川カイロプラクティックオフィスへお越しください。

編集者

柔道整復師・鍼灸師・カイロプラクター 

稲益健人