腕の使い痛みや疲労によるだるさを解消!腕の疲れをとる筋肉のストレッチとマッサージの方法
腕の問題を抱えてこられる患者さんは「腕の疲労がたまって腕がぱんぱんに張っています。なかなか疲れが取れなくて腕重だるくずっと違和感があります。腕が凝ってきて触ったり動かすと痛いです。」と言ったお悩みをおっしゃられます。
腕に症状があれば原因はわかりやすいのですが中には「腕を上げると肩が痛い」「腕を使っていると肩が凝ってくる」といった腕からくる肩こりにもつながりかねません。
腕の筋肉をほぐす方法を簡単ですがご紹介します。皆さんのお役に立てれば幸いです。
腕の筋肉がパンパンに張っていて痛い、重い、凝っている時はどこの筋肉が問題?
肘の後ろから手の甲側につく筋肉
肘の前から手の平につく筋肉
Thanks to @visiblebody
このあたりの筋肉が張ってくるのでこれらの筋肉を緩める方法をご紹介します。
腕前面の筋肉を緩める方法
- 手のひらを上にします。
- 手のひら側の母指球の延長線を反対の親指で押さえます(強く押さない)。
- 外側に手首を回すように動かすと筋肉にストレッチがかかります。
腕後面の筋肉を緩める方法
- 手のひらを開いて親指を天井にむけます。
- 手の甲側の母指球の延長線を反対の親指以外の4本の指で押さえます。
- 内側に手首を回すように動かすと筋肉にストレッチがかかります。
腕のツボ
写真の赤い線が鍼灸の経絡と呼ばれる線です。線の上にある緑色の点がツボです。この線と点に沿ってマッサージすれば効果が上がりやすくなります。
この方法で腕が軽くなれば疲労が取れている証拠です。この方法は肘の痛みや、指の痛み、肩こりにも効果があります。
是非参考にしてみてください。
あとがき
手を動かすという動きは手首だけで使うわけではなく、様々なところと連動して動いています。
疲労した筋肉を緩めるだけではまた元へ戻ってくることもあります。その場合はほかの原因となる場所に問題が残っているからだと考えられます。
手に問題をお持ちの方はぜひ一度、中川カイロプラクティックオフィスへお越しください。
編集者
柔道整復師・鍼灸師・カイロプラクター
稲益健人