夜寝ている時に【こむら返り】【ふくらはぎをつる】原因は冷え?
この暑い時期で起こるこむら返りは、クーラーによるふくらはぎの「冷え」と関係しています。
夏場に冷房をつけっぱなしで寝たり、布団をかけずに寝ると、足の筋肉が冷え、血行が悪くなってしまいます。
座り仕事の人は座っていると動くことがあまりなくなるので、下半身の筋肉の柔軟性が衰えてしまいます。職場でクーラーによって足が冷えてしまうと筋肉が固まり余計に血行が悪くなってしまいます。
血行不良は足がつる要因の一つでもあります。筋肉が緊張した状態が続くとふくらはぎの筋肉に必要な栄養が届きにくくなります。
その状態で寝ているとき急に足を伸ばしたりすると、普通なら伸び縮みするはずの筋肉が反応できず、痙攣を起こしてしまいます。その結果「足がつってしまった!」と言うことが起こります。
他にも、冷房の効いた涼しい環境にいるとどうしても水分摂取が少なくなります。そうすると体は知らない間に脱水が起こっていて、夜寝ているときにこむら返りが起こることもあります。
こむら返りが起こったときの対策
こむら返りの対策方法その①圧をかける
筋肉は収縮すると硬くなって膨らみます。それ以上膨らまないように全体で優しく圧をかけるとじわじわと緩んできます。
急激な筋肉の収縮に対応して無理に指で揉むと悪化してしまいます。マッサージをするのではなく、全体的に足を手で包んでボールを手のひらで押さえるような感じで圧を全体に均等に優しくかけてじっとしておきます。
そうすると次第にけいれんが収まってきます。
こむら返りの対策方法その②軽く伸ばすストレッチ
筋肉が縮んでいるのに無理に伸ばしてしまうと筋肉が切れる恐れがあります。
つま先をもって可能な範囲でゆっくりゆっくり伸ばすようにしてください。
こむら返りは日ごろの疲れがたまっていたり、冷えによって筋肉の柔軟性がなくなることで起こると考えられます。
中川カイロプラクティックオフィスでは、ふくらはぎを柔らかくして筋肉の柔軟性を取り戻す治療が可能です。
こむら返りでお悩みの方は是非一度中川カイロプラクティックへお越しください。
編集者
柔道整復師・鍼灸師・カイロプラクター
稲益健人