【曲げると痛い突き指】を早く治す方法をわかりやすく解説!自分で出きるテーピングなどの処置や予防法なども公開

指の痛み

 

突き指は、軽いけがのイメージがありますが、痛みや動きの制限で不自由さを感じます。

そこで、突き指の原因、予防方法、治療方法についてご紹介します。

突き指になった方は参考にしてみてください。

 

突き指の原因

突き指は指をぶつけたり、ボールなどが指先に当たることによって発生するのが典型的です。

急な衝撃によって、指の関節にある組織が伸ばされることで痛めます。

   

その結果内出血や腫れ、曲げ伸ばしがしづらくなります。

僕は、重い荷物を指にひっかけて持っているとだんだんと指が腫れてきてその晩には指が曲がらなくなりました。そんな些細なことでも起こります。

 

突き指の症状

突き指をした場合、以下のような症状が現れることがあります。

  • 指の関節周辺の腫れ
  • 痛み
  • 指の動かしにくさ

 

注意の必要な突き指

突き指だと思っていたら骨折していたということもあるので注意が必要です。

突き指と骨折の違いは以下のような症状の場合です。

  • 変形している。
  • 強い腫れと痛み。
  • 指先を軽くとんとんと叩くと痛めている場所が響いて痛い。

最も重要な点は、痛くない方と比べて変形している。ということです。

この場合は、骨折が起こっている可能性が高いためレントゲンなどの検査が必要です。

 

突き指の予防方法

指の保護:主に物を運ぶ仕事の人に多いので、物を持つときは軍手をするなどの保護が大事です。スポーツをする人はテーピングやグローブなどできる範囲で指を保護してあげると良いです。

手の柔軟性:指の柔軟性が落ちていると関節の弾力がなくなるため衝撃に耐えにくくなるのですぐに突き指を起こしやすくなります。

突き指のための手のストレッチ方法

腕に指の筋肉がついているので指先の柔軟性を出すために腕をストレッチしましょう。

こぶしを握り、手首を曲げるようにして伸ばします。

 

手のひらを開いて指を持ち、手のひらを反らすようにストレッチしていきます。

自分でできる突き指の治療方法とセルフケア

アイシング:突き指をした直後は、氷を使って患部を冷やします。冷やすことで腫れを減らせることができます。

僕も先日突き指をしたのですが、その時はコップに氷水をためて、その中に指を入れて指が冷えてじんじんとしてきたら指を出して、痛いところがまた熱っぽくなってきたら冷やしてというのを数回繰り返すことである程度炎症を抑えることができました。

 

固定:突き指した指をテーピングで軽く固定します。これにより、指を安定させることができます。

テーピングの方法:

指を軽く曲げた状態にして、指先から指の根本に向かって少し引っ張りながらピンと張った状態で指に貼り付けます。

テーピングがはがれないように両端を止めるテープを貼ります。

指の可動性の向上:最も重要なことはこれです。

突き指が徐々に良くなってきて動くようになってきたら治ったと思ってまた指を使いだします。

実は突き指をしてしまうと痛みが引いた後も可動域が狭くなって動きが悪くなってしまいます。それがあると痛みが再発したり、スポーツでのパフォーマンスが悪くなってしまうのでしっかりと痛みが引いた後のケアとして可動域の回復も必要になってきます。

痛めてしまった後の可動域の回復はなかなか自分では難しい部分になります。ストレッチをして動かしていると一見動くようになっていても大雑把にほかの関節を使って動かしているだけなので実際には痛めたところに細かい硬さを残してしまうのです。そのままにしていると再発しやすくなったり、スポーツでのパフォーマンスが落ちてしまったりします。

あとがき

ご紹介したセルフケアは突き指の初期対応として有効です。専門的な治療を受けることでさらに早期に、的確に治療することが可能です。

中川カイロプラクティックオフィスでは、「突き指をして腫れて動かせない」といった人や、「突き指をしてすぐ治るだろうと思っていたけどなかなか治らなかった」と言って来院される方がいらっしゃいます。腫れていて痛みがある方には腫れを引かせるような治療をまず行い、痛みを減らします。その後可動域の改善を行うように治療を行います。

なかなか治りの悪い突き指は可動域をつけるようにしていくと改善されることが多いです。

突き指をされた方は是非一度中川カイロプラクティックオフィスにお越しください。

編集者

柔道整復師・鍼灸師・カイロプラクター 

稲益健人